メソロギア:デッキ分類
2020-11-12T12:43:32.00+09:00
メソロギアの調整周りが色めきだっているため、再度デッキの分類を整理します。 前回の記事は諸事情により削除済みなので今回の記事だけ読めばわかるようになっています。
結論
- 反復チャージデッキ(ビートダウン)
- 一括チャージデッキ(コントロール、OTK)
- チャージ拒否デッキ(赤十字、グラドラ)
- 手札時ダメージデッキ(バーン)
- 山札切れデッキ(LO)
デッキ分類の基本となる2つの問い
今回のデッキ分類は二つの問いで成り立つ。
- どうやって勝つか?(アタッカーで相手のLIFEを削ることを主の勝ち方とするか?他の勝ち方があるのか?)
- どのようにSPを管理するのか?
1の問いに基づき、以下の分類ができる
- アタッカーで殴って相手のLIFEを0にするデッキ
- アタッカーで殴らずに相手のLIFEを0にするデッキ(手札時発動ダメージデッキ)
- 相手のLIFEを0にせず勝つデッキ(山札切れデッキ)
2の問いに基づき、アタッカーで殴って相手のLIFEを0にするデッキを分類すると、3つに分けられる。
- チャージと消費を繰り返すデッキ(反復チャージデッキ)
- チャージしながらリーサル準備を行い、リーサル時に一度にまとめてSPを消費するデッキ(一括チャージデッキ)
- チャージすることを拒否するデッキ(チャージ拒否デッキ)
分類を子細に見ていこう。
反復チャージデッキ
- ビートダウンデッキ。
- 殴り合うデッキ。
- チャージャーを含めた3択じゃんけんをするデッキ。
メソロギアはじゃんけんのようなゲームと言われるが、じゃんけんをしているのはこのデッキタイプのみである。 メソロギアの花形であり、主流であり、王道である。 このデッキタイプ以外が幅を聞かす環境は理不尽な環境と言われかねない。
反復チャージでデッキに分類される代表的なデッキは以下のものがある
- スタン全般
- アグロ全般
- ゾンビ
一括チャージデッキ
- コントロールデッキ及びOTKデッキ
自分のリーサルが見えるまで、リーサルの準備と対戦相手からの脅威排除を基本として立ち回るデッキを指す。 チャージ行動を中心とした「準備」の段階とアタッカーや緑竜の使用でゲームを終わらせる「リーサル」の段階がある。
準備の段階でSPを消費することもあるがそれは相手のLIFEを削るためというより、自分の身の危険を回避するためである。
コントロールデッキとOTKデッキを同じようなものとして分類した人はあまりいなかったように思う。 しかし、コントロールデッキとOTKデッキは構造が似ている。 わかりやすい例が、シャロンさんのレイスカデッキだろう。 あのデッキは、冥土レイジスカーレットというOTKプランと凍結や拘束を駆使しながら不死鳥緑竜を出すというコントロール的な要素がくっついている。
一括チャージデッキに分類される代表的なデッキは以下のものがある。
- コントロール全般
- レイジスカーレット
- エターナルカイザーOTK
- 最速剣極、最速緑竜
- 白騎士
チャージ拒否デッキ
- 自分がチャージャーを召喚することを拒否するデッキ
- 赤十字デッキとグラドラデッキ
反復チャージデッキ、一括チャージデッキはどちらも、SPをチャージすることを前提としていた。 一方で、チャージ拒否デッキはチャージャーの召喚を拒否して手札時効果でSPを確保する。 チャージ行動をしなくていいのは、メソロギアにおいては強力なため、このデッキタイプは基本的にマリガン不可になっている。 チャージ拒否デッキは必ずしもじゃんけんを否定しないが、一方的に2択じゃんけんを押し付けているため理不尽感はある。
- 赤十字
- グラドラ
手札時ダメージデッキ
- 手札時効果によって相手にダメージを与えるデッキ
- バーンデッキ
アタッカーで殴らずに相手のSPを0にするデッキ。 SP構造としては、一括チャージデッキと同じタイプである。 アタッカーで殴るという前提を放棄しているため、相手のディフェンダーの意義がなくなる。 環境に多くなるとストレスを感じる人が一定数いるデッキタイプ。 また、初心者殺しとしても強い。
- 魔導書バーン
- 銃士バーン
- フローラルバーン
山札切れデッキ
- 相手の山札切れを狙うデッキ
- 相手のLIFEを0にしないデッキ
勝利条件がこのデッキタイプだけ異なる。 山札手札の両方が0になったら負け、というルールを利用したデッキ。 異端のデッキと言って差し支えない。 環境が歪むと一定の役割を求められる機会がある。
- 黒騎士LO
- パンプキンヘッドLO
まとめ
個人的に納得のいく5分類ができました。 分類してどんないいことがあるか?と問われると難しいですが……。
分類におかしな点があったら私のTwitterまで何か一言いただけるとうれしいです。