It's a Wonderful Worldにおける妨害主体の立ち回りがなぜ成立しないのか
2020-11-04T12:19:32.00+09:00
相変わらずIt's a Wonderful Worldがマイブームのらいもふです。 先日妨害主体な立ち回りをするプレイヤーと対戦したのですが、思うところがあったためまとめておきます。
妨害主体の立ち回りとは?
他のプレイヤーが欲しいカード(序盤は高産出カード、終盤は高得点カード)を自分が建てられるかに関わらずひたすらピックする立ち回りです。 自分が建てられない物であっても構わず持っていくため場全体の得点が下がります。
妨害主体のプレイヤーはどのゲームでも嫌われやすいのですが、It's a Wonderful Worldにおいては特に迷惑なためまとめておきます。
妨害主体の立ち回りはゲームを席順運ゲー化してゲーム体験を損なう
妨害主体行為の問題点は
- 妨害主体プレイヤー本人が勝てない
- 妨害主体プレイヤーの両隣が足を引っ張られて勝てない
- 妨害の影響を受けづらい、妨害主体プレイヤーと隣接していないプレイヤーが勝つ
端的に言ってしまえば、妨害主体のプレイヤー本人が勝てないのが質が悪い。 どれだけ他人を妨害しようとも、勝てるのであればそこに理があるが、負けてしまえばただの迷惑な人である。
しかも、妨害の影響は席順に左右されるため、勝敗が席順で決まってしまうのである。
It's a Wonderful Worldにおける妨害の価値
わんだふるにおける妨害(他人の欲しいカードを奪う)行為は、基本的に二人負けです。
| プレイヤー | 浮き沈み | | :-- | :-- | | 妨害したプレイヤー | - | | 妨害されたプレイヤー | -- | | その他のプレイヤー | + |
だいたい上記のイメージ。
妨害した本人は、欲しい物をパスしているため沈みます。 妨害のターゲットになったプレイヤーが激しく沈みます。 一方で、妨害されなかったプレイヤーは欲しいものを取っているため浮きます。
自分の勝利より妨害を優先するプレイヤーがいると、順位が席順で決まる
妨害の影響を受けやすいのは当然妨害主体プレイヤーの両隣です。 妨害主体のプレイヤーが隣に座っていたらまず勝てません。
結果、妨害主体プレイヤーの対面が伸び、妨害主体プレイヤーが3位くらいにつけ、妨害主体プレイヤーの両隣が4, 5位となります。
自分の勝利より妨害を優先するプレイヤーがいると、勝敗が席順でだいたいわかってしまいます。
それゆえ、妨害主体のプレイングは嫌われるのです。
妨害が有効なのは一人が強い時
それでは、妨害を積極的に行うべきなのはどういう状況でしょうか? それは、一人が強い時です。
例えば、1ラウンド目でダムを建てたプレイヤーがアトランティスを持っている、みたいな状況です。 こういう状況では、他プレイヤー結託して引きずり降ろさないとまず勝てません。
そのため、各プレイヤーが少しずつ手を犠牲にして一人に大ダメージを与えるプレイングが必要になります。
まとめ:妨害行為は適切に行おう
It's a Wonderful Worldにおける妨害行為は、ターゲットに対し非常に効果的な半面、行った本人にとっては弱い、そんな行為です。 極端な話、一人のプレイヤーを積極的に妨害し続けたらそのプレイヤーは基本的に勝てません。 諸刃の剣とも言える妨害行為をうまく使っていきましょう。