ふるよに最虚無!?金床機器ミラーのすゝめ
2020-11-08T21:13:32.00+09:00
なんという空しさ。なんという空しさ。すべては空しい。 コヘレトの言葉
ネタデッキ好きが転じて、虚無デッキの記事を書き始めました、らいもふです。
茨城に遠征して逆三拾一捨という大会に出てきました。 この大会、7人中6人が金床機器Xを宿す(宿させる)というトンデモ大会になりました。 選出理由は、Xを宿すことを強制できるから。 私はXにどうせ使えないだろ読み経典を選び、マテリアルをデッキに入れ忘れて負けました
虚無デッキの代名詞となってしまった金床機器ですが、果たして本当に弱いのでしょうか? 大会中に金床機器ミラーを行った私の視点から解説していきます。
金床機器ミラーとは?
こちら、金床機器ミラーの終了後の画像になります。 カードは全部めくっていますが、ライフ、フレア領域以外に全く桜花結晶がありません。
金床機器について
ここで各メガミの特徴を見てみましょう。
- 金床:相方の攻撃札を強化して勝つメガミ。攻撃札は1枚。
- 機器:相方の攻撃札を利用して悪いことをするメガミ。攻撃札なし。
どちらも相方の攻撃札を必要とする点で共通しています。 で、この二人が利用する赤札はどこにあるの?
そこで登場するのが大地砕き! このマッチング唯一の赤札です。
金床機器の勝ち筋について
金床機器ミラーのライフ打点は、とるねーど、びっぐごーれむのみです。 一見するとあならいずが打点ですが、相手が大地砕きを伏せることはあり得ないため、打点ではありません。
そして何より重要なのが、りげいなーメガロベルの存在です。
りげいなーメガロベル
メガロベルはふるよにでは数少ない回復カードです。 金床機器は、りげいなーによってこのメガロベルを何度も使うことが可能です。 メガロベルをりげいなーすると打点を与えるより早く回復することが可能になります。
金床機器ミラーの基本戦略
びっくごーれむととるねーどで相手のライフを削りつつ、りげいなーメガロベルで回復を続けます。 回復速度の方がダメージよりも早いため、間合い、ダスト、オーラから桜花結晶が消えるまでライフが増えていき、その後お互いに抱え込んだライフがゆっくりとフレアになります。 最後まで立っていたほうが勝者です。
デッキ紹介
デッキのうち9枚が確定枠、1枚が選択枠です。
確定枠
- 大地砕き
- あくせらー
- だうじんぐ
- とるねーど
- りげいなー
- もじゅるー
- 大破鐘メガロベル
- どれーんでびる
- びっぐごーれむ
選択枠(付与)
- 引力場
- りふれくた
各カードの説明
説明の必要そうなカードについて書いておきます。
だうじんぐ
だうじんぐの採用意図について説明するには確認すべきルールが一つあります。 手札3枚を手札に抱えて終了フェイズを迎え、びっぐごーれむを起動しようとするとどうなるか?です。
びっぐごーれむの起動はあふれた手札を捨てるより先(ターンプレイヤーに選択権はなく、必ず先。総合ルール8-3)に行われます。 この対面においては、一巡2ターンで2回全力カードを使用する必要があるため、山札4枚での再構成がこの対面だと多発します。
山札4枚にだうじんぐを当てると、山札が3枚になり、再構成した次のターンに山札が1枚になり、1点ダメージが確定します。オーラはすぐに枯れるため、焦燥はすべてライフダメージになります。
引力場とりふれくたの選択
正直大きな差ではありませんが、引力場はダストを吸ってから間合いをダストにし、りふれくたはたまになにもしないため、一長一短です。 間合いが存在する場合に限り、りげいなーメガロベルでライフ回復が可能なので、引力場の方が役に立つかもしれません。
不採用カード
- 超反発:超反発引力場あくせらーりげいなーメガロベルで確定1ライフを回復できますが、だうじんぐより遅いため不採用。
- 炉火:ダストが枯れてから何もしないので不採用。
まとめ
金床機器ミラーというふるよにでも一二を争う別ゲーマッチを解説しました。 金床も機器もTierリストに乗れるくらい強いメガミなのに、組み合わせるとここまで悲しいことが起こるんだなぁとしみじみしてしまいます。 積極的にこの対面をやる人はいないと思いますが、もしもに備えてこの記事を書きました。